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会長挨拶

第2回 日本助産診断実践学会  学術集会
会長 立岡 弓子
〔滋賀医科大学医学部看護学科臨床看護学講座
  母性看護学助産学 教授〕
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 2018年4月21日に齋藤理事長のもと日本助産診断実践学会設立総会が開催され、第1回学術集会が9月8日に開催されました。予想していた以上の参加者数にこれからの助産診断と実践に関する学術の意味をあらためて実感しました。第1回の士気を引き継ぎ、第2回学術集会を2019年9月7日(土)に滋賀県で開催することとなり、学会長を務めさせていただきますことは身に余る光栄なことで、このような機会をお与えくださいました学会員の皆様に感謝申し上げます。

 第2回学術集会のテーマは、「実践につながる助産診断の質を高めよう~助産師力アップを目指して~」といたしました。産婆時代から経験知をもとに伝承されている助産実践は数多くあります。それはまぎれもない助産師界の宝物です。そんな先輩助産師が築いてきた助産診断・実践、助産技術について再考しながらも、最新の産科医療を支える助産師に求められる助産診断・実践力についても、産科医師からの期待を含めたご講演をいただくことを計画しています。特別講演には、ドラマ「コウノトリ」のモデル医師である荻田和秀先生(泉州広域母子医療センター長兼産婦人科部長)に、「産科危機的出血の際に、助産師に求める助産診断とその実践のエビデンス」についてご講演を頂きます。ワークショップでは「温故知新と助産診断と実践」を企画し、産婆時代からの実践知をあらためて掘り起こし、現代の助産力に結び付けられるような機会とし、これからの臨床や教育の現場で活用できる助産診断についてご討議していく実りある時間を考案しています。

 滋賀県といえば琵琶湖です。学会場まで向かう電車から琵琶湖畔が望めます。これを機会に学会場から足を延ばして琵琶湖畔を散歩して癒してみてはいかがでしょうか。多くの皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
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